意味のないこと
次男のサッカー。
1-0で、
勝利した。
実は、
どんどんうまい子が辞めちゃって、
今日も一人、やめる話が出ていて、
残っているのはこれまでベンチを守っていた子たち。
心が折れかけていた母たちは、
相談して、
お互いの気持ちと、子供の気持ちと、
信頼を取り戻して、
コーチの強い気持ちも知って、
試合前日の夜、子供たちを励ますことにしました。
「今、仲間は少なくなってしまったけど、
チームに残っているのは、
最後の一人になるまで辞めない!という子たちだよ。
仲間を信じて明日は頑張ろう。」
そして、今日。
まさか、
無失点なんて。
まさか、
勝つなんて。
でも、明らかに昨日と違うこの子達。
「どうせ俺たちなんて勝てないから。」
そう昨日まで言っていた子たちが、「絶対勝つぞ!」って、叫びながら走っている。
「俺はヘタクソだから。」
そう昨日まで言っていた子が、ドリブルして、ボールをシュートしようとしている。
感動以外の何者でもない、
ああ、
私たちは、
この想いを味わうために、
今まで辛い気持ちを押し殺して、応援してきたんだ。
10点取られても、20点取られても、「大丈夫だよ」って、声をかけ続けてきたんだ。
そう思うと、
本当の喜びとか、幸せとか、味わえて、
素晴らしい経験だなと、思って。
本当にありがとう。
勝ち負けじゃない。
意味のないことなんてない。
出来ないことなんてない。
君たちは、素晴らしい。
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