遺影

パパが突然死んじゃった時、
写真がなかった。
子どもたちの写真はあるけど、
パパは後ろ姿とか、
足だけとか。
一番新しいのは職員証用のがあったけど、
いまいち固いし。
見た目を気にする人だったから、
嫌だろうな、と思った。

結局3年前の、娘の七五三で撮った家族写真を使った。

私は、
もともと写真を撮られるのがキライで、
どの写真も半目とか、半端な顔、気恥ずかしくて困る。
でもだからこそ、
きちんと撮るのが大事だと思った。


写真が、送られてきました。
亜耶バネッサさんにメイクをお願いして、
平賀あかりさんに撮影してもらいました。
遺影のためと伝えると、びっくりされたけど、
じゃあ毎年更新ねって、笑ってくれました。

今は、家族葬とか、お葬式自体をしないとか、多く聞くけど、
それはダメだよ。

みんな、サヨナラは言いたいから。

ありきたりでシンプルでいいから、
知り合いの人みんなに来てもらわないと、
ダメだよ。

そしてその時みんなを迎える自分の顔が、
めちゃくちゃ幸せにみえたら、
いいじゃない。

ゆいごんプロジェクト 〜言葉が星になるなら

大切な家族を失ったとき、 支えとなるのは、 その人の のこしてくれたたった一言だったり、する。 だから書きませんか? あなたのゆいごん。 これは、 ママからこどもたちへの、 自分から大切なひとたちへの、 ゆいごんプロジェクトです。

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