パパのかけら =突然の連絡=
パパに、突然のことが起きて、
突然いなくなって、
とにかく私はそれまでの生活を、
何事もなかったかのように、続けようと思いました。
子どもたちは次第にいつものように学校へ、保育園へ、私は仕事へ…。
ある日、
突然電話がかかってきて、
その人はパパが生前、仕事の研修で数ヶ月だけ一緒に過ごしたという人。
なんとか私の連絡先を調べてかけてきてくれたとのこと。
そして、
こう言った。
もし、
信じないなら、それでいい。
でも、これは伝えないとと思って連絡しました。
突然しかも電話ですみません。
先日、一緒に飲んでいた同僚がトイレから出てこなくなりました。
彼女が、私を呼んでいるとのことで、
でも私は女子トイレに入るのは抵抗があるから断ったのですが、
どうしてもということで、
他の同僚に周りの様子を見てもらいながら、
女子トイレに入りました。
彼女は、いつもと違う、苦しそうな声で、
最近、周りに亡くなった人がいるか、と私に聞きました。
それまでは知らなかったのですが、彼女は霊感が強いとのこと。
私はすぐに、あなたのご主人のことだと、思いました。
すると、彼女が、
関西弁を交えて、
忘れないでほしい、
子どもたち任せる、
大変だから心配している、と
話した。
だから、あなたに、何か大変なことが起きているのではないかと思い、
連絡したのです。
だいじょうぶですか?
・・・・・・
私は、
だいじょうぶです、ありがとうございますと、
やっと伝え、
電話を切りました。
信じるか信じないかは、
それぞれ。
でも、
紛れもなく、
そこには、パパの存在を感じました。
不思議なこと、ありますね。
でも、
これは、私から子どもたちへの結い言として、
絶対に伝えたいことです。
忘れるはずないですけどね。
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